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​ホクロ・できもの

​ホクロ・イボ

当院では、ホクロやイボ(脂漏性角化症や軟性線維種など)の除去をしています。

ホクロやイボは見た目の印象だけでなく、摩擦や刺激によるかゆみなどの違和感を引き起こすこともあります。
こちらでは種類や原因、当院での治療法についてご紹介します。

ホクロ(色素性母斑)​

メラニン色素を生成する細胞(メラノサイト)が皮膚の一部に集まってできる良性の皮膚腫瘍です。一般的な色は茶色〜黒色で、平坦なものから盛り上がる種類のもの、また生まれつきあるものや成長過程で現れるものなどさまざまです。

脂漏性角化症と軟性線維種

脂漏性角化症は加齢とともに増える良性のイボの一種で「老人性イボ」とも呼ばれています。茶色〜黒色でザラザラした盛り上がりがあり、顔、頭、首、胸、背中などにできやすいことが特徴です。軟性線維種は、柔らかいイボ状の皮膚腫瘍です。皮膚のシワや摩擦が多い首や脇にできやすいことが特徴です。

ホクロの原因・予防と対策

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1.​UVケアを行う

ホクロの原因の一つに紫外線があります。紫外線を浴びると細胞(メラノサイト)が刺激され、メラニンの生成が活発になり新たなホクロができたり、既存のホクロが濃くなることがあります。脂漏性角化症においても紫外線によって皮膚細胞が変化しやすくなります。ホクロや脂漏性角化症の予防には、SPF30以上の日焼け止めを選び、外出の30分前にしっかり塗ることが大切です。

2.​摩擦を避ける

加齢によってターンオーバー(肌の新陳代謝)は遅くなるため、摩擦が繰り返し肌に加わることで、皮膚が刺激され角質層が厚くなることもホクロやイボが増える原因です。摩擦を防ぐためには、強く擦らず優しい洗顔をすることが大切です。また保湿が不十分であると肌が乾燥しやすく、摩擦によってダメージを受けやすくなります。肌に合った基礎化粧品を選び、保湿を行いましょう。その他、肌に優しい綿などの素材の衣類を選ぶことも大切です。

​3.バランスのとれた食事と十分な睡眠

外的因子以外にも、免疫力の低下やホルモンバランスが関係しています。バランスのとれた食事や十分な休息は免疫力を高め、加齢やストレスによるホルモンバランスの乱れを整えることができます。さらに十分な睡眠は体の修復や免疫機能を正常に保ち、健康的な肌を維持するために非常に大切です。

​当院での治療法

​ホクロ除去

当院では電気メスを使用してホクロを除去します。ホクロに直接、局所麻酔をしてから施術を行います。施術後は1〜2週間程度、傷にテープを貼ります。ホクロが深い場合は、除去した部位に一時的な凹みが残る場合もありますが、時間とともに皮膚が再生し、平らに戻ります。

また治療後2〜3ヶ月は赤みが続くことがありますが、新陳代謝により赤みは徐々に解消します。

​イボ除去

脂漏性角化症(老人性イボ)は医療用グラインダーを使用してイボを除去します。イボに直接、局所麻酔をしてから施術を行います。

施術後は1〜2週間程度、傷にテープを貼ります。

 

軟性線維種は専用のハサミを使用してイボを除去します。一時的に赤みが続くため、数日間ほど軟膏を使用していただく場合があります。

​施術の流れと経過観察

  • 施術時間は個数や大きさによって異なりますが5~15分程度です。

  • 施術後はホームケアの方法について説明します。

  • ​施術後の経過観察として、必要時は施術から約1週間後に受診していただく場合がございます。

※ホクロやイボの除去後、約40〜50%の方に色素沈着が現れることがあります。治療後は、日焼けを避けることと、患部を摩擦から守ることが重要です。治療法や詳細な流れについては、当院での診察時に詳しく説明いたします。

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